試験独学のためのテキスト・参考書・問題集のご紹介
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監査論テキスト
山浦 久司
中央経済社 刊
発売日 2006-03
分かりやすいし見やすい 2007-05-23
J−SOX対応のため、内部統制のIT統制の本をよみあさりましたが、
イマイチ基本ができていないので腹におちなかったのですが、この本で
監査というのものの本質が少し理解できたように思います。
図表も見やすく長い教育経験により分かりやすくまとめられた書籍であり、
まずこの本を読んでから内部統制関連の本を読むべきであったと後悔して
います。
さらに詳しい情報はコチラ≫
山浦 久司
中央経済社 刊
発売日 2006-03
分かりやすいし見やすい 2007-05-23
J−SOX対応のため、内部統制のIT統制の本をよみあさりましたが、
イマイチ基本ができていないので腹におちなかったのですが、この本で
監査というのものの本質が少し理解できたように思います。
図表も見やすく長い教育経験により分かりやすくまとめられた書籍であり、
まずこの本を読んでから内部統制関連の本を読むべきであったと後悔して
います。
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ケースブック監査論 (ライブラリ ケースブック会計学)
吉見 宏
新世社 刊
発売日 2003-04
良い入門書ですが 2004-08-10
私にとって、監査論というのはなじみの薄い分野だったので具体的なケースを用いて説明するこの本は入門編として非常に分かりやすく、大雑把に監査論とはどんな物かという事をつかむのに役立った。
ただ、経営学関連のケースブックに慣れていた、私にはケースブックと銘打った割にはケースが短い、新聞の縮小コピーが読み辛いという点が気になり「これぐらいの具体例ならば他の入門書にもありそう」という感じも受けた。
初学者のための一冊 2004-05-13
入門期に、監査論の分厚い本を読む前にこの本を読むと、「監査論とはどういう概観なのか」がわかりやすく理解できます。一般的な専門書では、過去の事件の話は事件名だけで、具体的にのべられていないことが多いのですが、この本はケースブックだけあって、過去の事実を伝えてくれて、歴史を学ぶうえでも面白いと思います。本書で、著者は会計の知識がなくてもわかりやすいように書いていると述べていますが、多少、会計の知識があった方が、いっそう平易な理解につながると思われます。
会計学における判例集 2003-11-21
破綻した企業など具体的な事例を用いて監査論を展開しており、非常に分かりやすい。会計学における判例集といえる。著者の講義では教養学生向けの教科書となっており、会計に関する知識の全くない人でも読みやすい。
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吉見 宏
新世社 刊
発売日 2003-04
良い入門書ですが 2004-08-10
私にとって、監査論というのはなじみの薄い分野だったので具体的なケースを用いて説明するこの本は入門編として非常に分かりやすく、大雑把に監査論とはどんな物かという事をつかむのに役立った。
ただ、経営学関連のケースブックに慣れていた、私にはケースブックと銘打った割にはケースが短い、新聞の縮小コピーが読み辛いという点が気になり「これぐらいの具体例ならば他の入門書にもありそう」という感じも受けた。
初学者のための一冊 2004-05-13
入門期に、監査論の分厚い本を読む前にこの本を読むと、「監査論とはどういう概観なのか」がわかりやすく理解できます。一般的な専門書では、過去の事件の話は事件名だけで、具体的にのべられていないことが多いのですが、この本はケースブックだけあって、過去の事実を伝えてくれて、歴史を学ぶうえでも面白いと思います。本書で、著者は会計の知識がなくてもわかりやすいように書いていると述べていますが、多少、会計の知識があった方が、いっそう平易な理解につながると思われます。
会計学における判例集 2003-11-21
破綻した企業など具体的な事例を用いて監査論を展開しており、非常に分かりやすい。会計学における判例集といえる。著者の講義では教養学生向けの教科書となっており、会計に関する知識の全くない人でも読みやすい。
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[PR]いざという時に役に立つ電報文例
右脳で攻略!税理士試験理論集1【財務諸表論】(CD付き)
LEC 東京リーガルマインド
総合法令出版 刊
発売日 2006-08-25
企画は良いのだが 2007-01-16
音声データがあると指示があるにもかかわらず、見つけることができないことがある。あるいは、テキストに書いていない内容が、突如、音声データには追加されていたりするケースがある。
企画は良いので、商品としての作りこみを期待したい。
さらに詳しい情報はコチラ≫
LEC 東京リーガルマインド
総合法令出版 刊
発売日 2006-08-25
企画は良いのだが 2007-01-16
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女子大生会計士の事件簿4
山田 真哉
英治出版 刊
発売日 2004-10-01
はやく5巻が出ないかな 2005-08-18
「渋滞とハイスクールララバイ事件」を読んで、昔、運送会社に勤めていたときに、得意先が一週間ほど配達ストップにしていたことを思い出しました。今から思えば、税務監査が入っていて入荷した商品は簿外品だったのではないかな。かなりの量の商品がたまったっけ。
企業買収の話にしてみても、会計がわからないと事の本質が見えてこないよね。本腰入れて勉強しようと思います。
そういう私のような初心者向けの本です。はやく5巻が出ないかな。
予想に反して結構読ませます! 2004-12-16
小説仕立ての事件を読んでいるうちに知らず知らずに会計の知識が身に付く、という本書の推薦文をみかけました。
そういえば、難しそうなことをマンガで分りやすく解説する、という本が一時流行していましたねぇ。石ノ森章太郎の「マンガ日本経済入門」がベストセラーになり、私もこの本を読んだおかげて「MOF担」なんていう言葉を覚えました。だからといって何か役に立ったわけでもないのですが、大蔵省職員への過剰接待が問題になった時、「あっ、知ってる。接待した銀行の担当者のことをMOF担っていうんだよな~」と、少しだけ嬉しかったことを思い出します。
「経済」とか「会計」というのは、やはり、少しでも「分ったつもり」になりたいものですが、本格的な教科書はシロートには手が出しにくいものです。
ということで、薄い新書で取り付きやすいことが魅力だったので、手にとってみました。
この本は「女子大生会計士」シリーズの4冊目。マンガにもなっているそうです。人気があるんですね。
現役女子大生なのに会計事務所職員で法人の監査をしている、という設定には、「おいおい、いつ大学に行っているんだよ」とツッコミを入れたくなりますが、ともかく主人公の萌美(この名前もコテコテですねぇ)は何でも解決してしまうスーパー公認会計士で、30歳の「僕」といっしょに事件に遭遇していきます。
お勉強マンガみたいなものですから、あまりストーリーの面白さを期待していませんでしたが、予想に反して結構読ませます。特に会社の乗っ取りを阻止しようとする「企業買収ラプソディー事件」の当事者の息詰まる応酬は、まるで高杉良の経済小説のようです。(ちょっと褒めすぎ?)
この事件の解説で第三者割当増資、公募増資、株主割当増資なんていう言葉も覚えました。
あまり期待していなかった分だけ、とても面白く読ませていただきました。
ビジネスファンタジー、という新しいジャンル 2004-11-13
今回のネタは、返品の不正処理、在庫隠し、融通手形、企業買収。
特に企業買収の話は、会計の仕掛けだけでなく、ストーリーにも厚みがあって、よくできていると思います。
大阪に傷薬のトップブランドがある。長年かけてこの薬を育ててきたオーナー社長と従業員がいる。愛用者も多い。ここに外資企業が自社製品をぶつけたが、トップブランドが強くて思うように売れない。そこで、会社ごとそのブランドを抹殺しようと企んだ・・・。
資本主義の原則ではもちろん、企業は株主のもの、ではあるけれども、資本の論理と真っ当な人間の倫理観、正義感といったものが、往々にして矛盾する。企業は誰のものか、ブランドは誰のものか、といったことを改めて考えさせられる話です。
ところで企業買収は、この小説よりも現実の方がきっともっとエグイ。外資相手にこんなに簡単に企業買収が阻止できるとは思えません。副島隆彦氏の『老人税』に長銀買収のウラ話がありましたが、もう夢も希望もないようなドス黒い世界で暗澹たる気持ちにさせられます。
それに比べれば、本書では必ず、「最後は義理・人情が勝つ」ので、安心して読んでいられます。著者の山田氏はきっとロマンティストで、性善説を信じているのでしょう。その意味でこのシリーズはやはりミステリーではなく、ある種のファンタジーだと思います。
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山田 真哉
英治出版 刊
発売日 2004-10-01
はやく5巻が出ないかな 2005-08-18
「渋滞とハイスクールララバイ事件」を読んで、昔、運送会社に勤めていたときに、得意先が一週間ほど配達ストップにしていたことを思い出しました。今から思えば、税務監査が入っていて入荷した商品は簿外品だったのではないかな。かなりの量の商品がたまったっけ。
企業買収の話にしてみても、会計がわからないと事の本質が見えてこないよね。本腰入れて勉強しようと思います。
そういう私のような初心者向けの本です。はやく5巻が出ないかな。
予想に反して結構読ませます! 2004-12-16
小説仕立ての事件を読んでいるうちに知らず知らずに会計の知識が身に付く、という本書の推薦文をみかけました。
そういえば、難しそうなことをマンガで分りやすく解説する、という本が一時流行していましたねぇ。石ノ森章太郎の「マンガ日本経済入門」がベストセラーになり、私もこの本を読んだおかげて「MOF担」なんていう言葉を覚えました。だからといって何か役に立ったわけでもないのですが、大蔵省職員への過剰接待が問題になった時、「あっ、知ってる。接待した銀行の担当者のことをMOF担っていうんだよな~」と、少しだけ嬉しかったことを思い出します。
「経済」とか「会計」というのは、やはり、少しでも「分ったつもり」になりたいものですが、本格的な教科書はシロートには手が出しにくいものです。
ということで、薄い新書で取り付きやすいことが魅力だったので、手にとってみました。
この本は「女子大生会計士」シリーズの4冊目。マンガにもなっているそうです。人気があるんですね。
現役女子大生なのに会計事務所職員で法人の監査をしている、という設定には、「おいおい、いつ大学に行っているんだよ」とツッコミを入れたくなりますが、ともかく主人公の萌美(この名前もコテコテですねぇ)は何でも解決してしまうスーパー公認会計士で、30歳の「僕」といっしょに事件に遭遇していきます。
お勉強マンガみたいなものですから、あまりストーリーの面白さを期待していませんでしたが、予想に反して結構読ませます。特に会社の乗っ取りを阻止しようとする「企業買収ラプソディー事件」の当事者の息詰まる応酬は、まるで高杉良の経済小説のようです。(ちょっと褒めすぎ?)
この事件の解説で第三者割当増資、公募増資、株主割当増資なんていう言葉も覚えました。
あまり期待していなかった分だけ、とても面白く読ませていただきました。
ビジネスファンタジー、という新しいジャンル 2004-11-13
今回のネタは、返品の不正処理、在庫隠し、融通手形、企業買収。
特に企業買収の話は、会計の仕掛けだけでなく、ストーリーにも厚みがあって、よくできていると思います。
大阪に傷薬のトップブランドがある。長年かけてこの薬を育ててきたオーナー社長と従業員がいる。愛用者も多い。ここに外資企業が自社製品をぶつけたが、トップブランドが強くて思うように売れない。そこで、会社ごとそのブランドを抹殺しようと企んだ・・・。
資本主義の原則ではもちろん、企業は株主のもの、ではあるけれども、資本の論理と真っ当な人間の倫理観、正義感といったものが、往々にして矛盾する。企業は誰のものか、ブランドは誰のものか、といったことを改めて考えさせられる話です。
ところで企業買収は、この小説よりも現実の方がきっともっとエグイ。外資相手にこんなに簡単に企業買収が阻止できるとは思えません。副島隆彦氏の『老人税』に長銀買収のウラ話がありましたが、もう夢も希望もないようなドス黒い世界で暗澹たる気持ちにさせられます。
それに比べれば、本書では必ず、「最後は義理・人情が勝つ」ので、安心して読んでいられます。著者の山田氏はきっとロマンティストで、性善説を信じているのでしょう。その意味でこのシリーズはやはりミステリーではなく、ある種のファンタジーだと思います。
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