試験独学のためのテキスト・参考書・問題集のご紹介
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[最新版]司法書士になろう! 仕事の魅力、試験合格法から開業まで
山本 浩司
PHP研究所 刊
発売日 2005-01-25
導入という点では最適な本 2007-04-09
とにかくわかりやすい!あくまで司法書士という仕事について知識がゼロの人まで対象ラインを下げてくれている本なので、法律に関してまったくの無知だが、これから司法書士になりたいという人にとっては
絶対にためになります。
チョーわかりやすい。 2005-02-20
司法書士の資格取得のためにそのシゴト内容を知るために購入しましたが、司法書士のシゴト内容がとっても具体的に書いてあってとてもよかったです。また、これからの司法書士が変革も書いてあって、大変ためになりました。
これから司法書士を目指そうとするヒトはぜひ読んでみるといいと思います。
さらに詳しい情報はコチラ≫
山本 浩司
PHP研究所 刊
発売日 2005-01-25
導入という点では最適な本 2007-04-09
とにかくわかりやすい!あくまで司法書士という仕事について知識がゼロの人まで対象ラインを下げてくれている本なので、法律に関してまったくの無知だが、これから司法書士になりたいという人にとっては
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チョーわかりやすい。 2005-02-20
司法書士の資格取得のためにそのシゴト内容を知るために購入しましたが、司法書士のシゴト内容がとっても具体的に書いてあってとてもよかったです。また、これからの司法書士が変革も書いてあって、大変ためになりました。
これから司法書士を目指そうとするヒトはぜひ読んでみるといいと思います。
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「キャバクラ嬢」行政書士の事件簿
杉沢 志乃
ゴマブックス 刊
発売日 2006-01-23
杉沢 志乃さんの大ファンです! 2007-05-25
杉沢 志乃さんの大ファンです!
さて「キャバクラ嬢」行政書士の事件簿は・・・・
おもしろかったです。それにしても行政書士の試験ってすごく合格するのがむずかしいって聞いていますから志乃さんはすごい!
現実は小説より奇なりって言いますから本を読んでいてワクワクしました。
けっこう持ち込まれる事件って多いですね〜びっくりしました。(コレって実話が元になってるんですよね?)
いま、シリーズは3巻まで発売されているみたいなので、また読みたいです。
もちろん4巻目以降の続編にも期待!ネタは仕事場に案外いっぱい・・・・だったりして。
DVD化が決定、おめでとうございます! 2007-03-04
DVD化が決定したと知り、おどろきました。
わたしは前の表紙デザインのころにこの本を買いました。
著者の杉沢 志乃さんは中学卒で行政書士の資格を取られたとプロフィールにありましたが、負けず嫌いな方だと思いました。
2作目はまだ購入をしていないのでぜひ読んでみたいですね。
内容もとてもリアル!実話だから当たり前かな!
2作目も面白かったです! 2006-10-06
私は2作目の方から読ませていただきましたが、「法律の本」という堅苦しさがなくて肩肘はらずに読めた・・・というのが感想です。
表の顔はキャバクラ嬢で、裏の顔は行政書士。なんだか現代版の「遠山の金さん」という感じでした。この本の著者であられる杉沢 志乃さんに共感しました。
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杉沢 志乃
ゴマブックス 刊
発売日 2006-01-23
杉沢 志乃さんの大ファンです! 2007-05-25
杉沢 志乃さんの大ファンです!
さて「キャバクラ嬢」行政書士の事件簿は・・・・
おもしろかったです。それにしても行政書士の試験ってすごく合格するのがむずかしいって聞いていますから志乃さんはすごい!
現実は小説より奇なりって言いますから本を読んでいてワクワクしました。
けっこう持ち込まれる事件って多いですね〜びっくりしました。(コレって実話が元になってるんですよね?)
いま、シリーズは3巻まで発売されているみたいなので、また読みたいです。
もちろん4巻目以降の続編にも期待!ネタは仕事場に案外いっぱい・・・・だったりして。
DVD化が決定、おめでとうございます! 2007-03-04
DVD化が決定したと知り、おどろきました。
わたしは前の表紙デザインのころにこの本を買いました。
著者の杉沢 志乃さんは中学卒で行政書士の資格を取られたとプロフィールにありましたが、負けず嫌いな方だと思いました。
2作目はまだ購入をしていないのでぜひ読んでみたいですね。
内容もとてもリアル!実話だから当たり前かな!
2作目も面白かったです! 2006-10-06
私は2作目の方から読ませていただきましたが、「法律の本」という堅苦しさがなくて肩肘はらずに読めた・・・というのが感想です。
表の顔はキャバクラ嬢で、裏の顔は行政書士。なんだか現代版の「遠山の金さん」という感じでした。この本の著者であられる杉沢 志乃さんに共感しました。
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うかるぞ行政書士〈2007年版〉
浜野 秀雄 /行政書士制度研究会
週刊住宅新聞社 刊
発売日 2006-12
「うかるぞ」のタイトルで 2007-05-02
タイトルで買ってしまいましたが基本書としては標準的な感じです。
独学で勉強を始められる初心者の方は、この本のほかに「口語・民法」(自由国民社)や「民法がわかった」(法学書院)を参考にすれば理解が楽になると思います。
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浜野 秀雄 /行政書士制度研究会
週刊住宅新聞社 刊
発売日 2006-12
「うかるぞ」のタイトルで 2007-05-02
タイトルで買ってしまいましたが基本書としては標準的な感じです。
独学で勉強を始められる初心者の方は、この本のほかに「口語・民法」(自由国民社)や「民法がわかった」(法学書院)を参考にすれば理解が楽になると思います。
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会計トリックはこう見抜け
ハワード シリット
日経BP社 刊
発売日 2002-12
粉飾決算をめぐる企業不祥事は、洋の東西を問わず容易には無くならない。なにかと背伸びをして、実力以上に見かけを良くしたいと思うのは人の心の常か。しかし「控えめなお化粧」ならまだしも、財務報告上の「懲りない整形」となると、裏切られたと怒り出す投資家が出て当然であろう。見せかけにだまされないために、だれしもその世界の、隠された「アート」に通じておいて損はない。
本書は、深い学識と公認会計士としての経験に基づいて、粉飾発見のための専門機関の長を務めるシリット博士の著書の邦訳。全300ページ足らずの訳書だが、粉飾決算が起こり得る土壌に警鐘を鳴らし、企業分析を成功裏に終らせるためのヒントに満ちている。
コンテンツは全5部構成、17章立て。なかでも第2部は本書の核とも言えるところで、収益・費用、負債の認識と計上にかかわる「7つのトリック」が記されている。続く第3部ではそれらの発見方法が学べ、さらに第5部では、戦前の経済大恐慌から、「エンロン・ショック」に至るまでの粉飾の歴史とその顛末(てんまつ)について、企業名もつまびらかに興味深い事実を知ることができる。たやすく読み進められる「粉飾決算理解のための決定版」だ。
財務分析に関わる書は世に多いが、レジュメ程度のものを読んだところで財務分析のプロにはなれるわけではない。良き指導者の助けを得て、隠された本質を見抜く力を養うことが必要である。内容の充実度からすれば、本書は単に気楽な読み物と誤解されるべきではない。本格的に財務分析を学ぼうとする人や、この道の研究者までも納得させうる本だ。
問題意識、論点の網羅性、加えてその史料価値のいずれの点からも幅広く読者を獲得するに値する、間違いなく有為の1冊。オリジナル邦書にこのレベルの本が容易には探せないのは、ひょっとして日本の会計や企業ガバナンス環境が発育不全であることの表われか。内容が豊富なだけに、索引がついていればなお良かった。(任 彰)
基本と正道 2006-08-24
CFA(米国証券アナリスト)プログラム副読本のひとつ。悪質な粉飾決算の手口から利益計上のタイミングをずらす会計上のトリックまで会計操作を7つの類型に纏め、米国での過去の具体例を挙げて簡易に解説。基本的に経営者の利己的行為から投資家を守る視点で書かれている。内容的には会計知識の有る方には特に目新しいことはないと思われる。私は本書を読むまで自らの経験からこの手の不正を決算資料だけから見抜くのは不可能だと考えていたが、著者が創業したCFRA(Center for Financial Research and Analysis)の警告が隠された問題を見抜き的確に指摘している記録は目から鱗だった。決算書を見る気持ちが変わる。日本の保守的な会社では利益を前出ししたり無い利益を創り出すリスクは少ないが、貯めている引当金を吐き出す等の化粧で、投資家から事業の変調を隠すリスクは大いにあり得える。また、成果主義により業績連動型報酬が広がると生え抜き社員が多く内部統制の甘い会社では不正のインセンティブが増える。CFRAはなぜ日本に支店をださないのか?CFRAのような組織が日本市場で貢献する余地はあると思うのだが。。。監査に携わる会計士、財務諸表を利用する立場にある金融機関関係者、社内で経理業務に携わる会社員、またそれらを目指す学士の方々に広くお勧めしたい。
地雷を踏まないために 2005-12-05
いわゆる創造的会計について、米国で実際にあった事例をケーススタディとして
解説した本です。
複利の力を最大限発揮するためには、エンロンのような地雷を踏まないことが重要です。
この本によって、そのための知識を得ることができます。
投資家の自己防御だけでなく企業会計を一考するにも有益な一冊 2003-10-12
原書がMorningstar社のPat Dorsey氏のコラムで推薦された直後の昨年に第二版が出て、その後にタイミングよく翻訳されたので、購入して読んでみました。
著者は米国の独立系財務調査機関であるCFRA(Center for Financial Research & Analysis)の所長。同機関は財務分析などから粉飾決算の懸念ある事象を警告・指摘し機関投資家に情報提供しているおり、本書ではそんな実務経験から会計上、粉飾が行われやすいケースを類型化して、それが活用された過去の事例を紹介しています。あくまでも内容が米国での企業会計についての記述なので、日本と異なっている点などもありますが、"粉飾するにはどういう手口が使われるか"という点では共通する部分が多く、"企業会計はどうあるべきか"を考えるのに大変に参考になります。会計を一通り学んだ方で、株式や債券を通じて企業に投資されている方には是非お奨めしたいです。
ただ、問題はむしろ翻訳。不自然な用語、表現、言いまわしが目立ち、原書の方を読んでいないので断言できませんが、誤訳らしき箇所も見受けられました。訳者も恐らくこの分野に詳しくない方でしょうし、大勢の解釈には影響ないのでしょうが、書いてある内容が素晴らしいだけに改善を切望します。
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ハワード シリット
日経BP社 刊
発売日 2002-12
粉飾決算をめぐる企業不祥事は、洋の東西を問わず容易には無くならない。なにかと背伸びをして、実力以上に見かけを良くしたいと思うのは人の心の常か。しかし「控えめなお化粧」ならまだしも、財務報告上の「懲りない整形」となると、裏切られたと怒り出す投資家が出て当然であろう。見せかけにだまされないために、だれしもその世界の、隠された「アート」に通じておいて損はない。
本書は、深い学識と公認会計士としての経験に基づいて、粉飾発見のための専門機関の長を務めるシリット博士の著書の邦訳。全300ページ足らずの訳書だが、粉飾決算が起こり得る土壌に警鐘を鳴らし、企業分析を成功裏に終らせるためのヒントに満ちている。
コンテンツは全5部構成、17章立て。なかでも第2部は本書の核とも言えるところで、収益・費用、負債の認識と計上にかかわる「7つのトリック」が記されている。続く第3部ではそれらの発見方法が学べ、さらに第5部では、戦前の経済大恐慌から、「エンロン・ショック」に至るまでの粉飾の歴史とその顛末(てんまつ)について、企業名もつまびらかに興味深い事実を知ることができる。たやすく読み進められる「粉飾決算理解のための決定版」だ。
財務分析に関わる書は世に多いが、レジュメ程度のものを読んだところで財務分析のプロにはなれるわけではない。良き指導者の助けを得て、隠された本質を見抜く力を養うことが必要である。内容の充実度からすれば、本書は単に気楽な読み物と誤解されるべきではない。本格的に財務分析を学ぼうとする人や、この道の研究者までも納得させうる本だ。
問題意識、論点の網羅性、加えてその史料価値のいずれの点からも幅広く読者を獲得するに値する、間違いなく有為の1冊。オリジナル邦書にこのレベルの本が容易には探せないのは、ひょっとして日本の会計や企業ガバナンス環境が発育不全であることの表われか。内容が豊富なだけに、索引がついていればなお良かった。(任 彰)
基本と正道 2006-08-24
CFA(米国証券アナリスト)プログラム副読本のひとつ。悪質な粉飾決算の手口から利益計上のタイミングをずらす会計上のトリックまで会計操作を7つの類型に纏め、米国での過去の具体例を挙げて簡易に解説。基本的に経営者の利己的行為から投資家を守る視点で書かれている。内容的には会計知識の有る方には特に目新しいことはないと思われる。私は本書を読むまで自らの経験からこの手の不正を決算資料だけから見抜くのは不可能だと考えていたが、著者が創業したCFRA(Center for Financial Research and Analysis)の警告が隠された問題を見抜き的確に指摘している記録は目から鱗だった。決算書を見る気持ちが変わる。日本の保守的な会社では利益を前出ししたり無い利益を創り出すリスクは少ないが、貯めている引当金を吐き出す等の化粧で、投資家から事業の変調を隠すリスクは大いにあり得える。また、成果主義により業績連動型報酬が広がると生え抜き社員が多く内部統制の甘い会社では不正のインセンティブが増える。CFRAはなぜ日本に支店をださないのか?CFRAのような組織が日本市場で貢献する余地はあると思うのだが。。。監査に携わる会計士、財務諸表を利用する立場にある金融機関関係者、社内で経理業務に携わる会社員、またそれらを目指す学士の方々に広くお勧めしたい。
地雷を踏まないために 2005-12-05
いわゆる創造的会計について、米国で実際にあった事例をケーススタディとして
解説した本です。
複利の力を最大限発揮するためには、エンロンのような地雷を踏まないことが重要です。
この本によって、そのための知識を得ることができます。
投資家の自己防御だけでなく企業会計を一考するにも有益な一冊 2003-10-12
原書がMorningstar社のPat Dorsey氏のコラムで推薦された直後の昨年に第二版が出て、その後にタイミングよく翻訳されたので、購入して読んでみました。
著者は米国の独立系財務調査機関であるCFRA(Center for Financial Research & Analysis)の所長。同機関は財務分析などから粉飾決算の懸念ある事象を警告・指摘し機関投資家に情報提供しているおり、本書ではそんな実務経験から会計上、粉飾が行われやすいケースを類型化して、それが活用された過去の事例を紹介しています。あくまでも内容が米国での企業会計についての記述なので、日本と異なっている点などもありますが、"粉飾するにはどういう手口が使われるか"という点では共通する部分が多く、"企業会計はどうあるべきか"を考えるのに大変に参考になります。会計を一通り学んだ方で、株式や債券を通じて企業に投資されている方には是非お奨めしたいです。
ただ、問題はむしろ翻訳。不自然な用語、表現、言いまわしが目立ち、原書の方を読んでいないので断言できませんが、誤訳らしき箇所も見受けられました。訳者も恐らくこの分野に詳しくない方でしょうし、大勢の解釈には影響ないのでしょうが、書いてある内容が素晴らしいだけに改善を切望します。
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女子大生会計士の事件簿 公認会計士萌ちゃん (1) ヤングジャンプコミックス
山田 真哉 /高野 洋
集英社 刊
発売日 2004-04-19
■会計の面白さが「なんとなく」「雰囲気的に」分かる入門漫画? 2006-07-10
現役の会計士が描く会計ミステリー(?)「女子大生会計士の事件簿」の漫画版。登場人物や舞台設定は同じで同一ストーリーも登場するが、漫画オリジナルの話も出てくるのでまったく別物と思って良い。とはいえ、会計という数字の側面から企業を見つめ、そして正していくという会計士の役割を面白おかしく、そして真面目にストーリー立てて、話としてまとめていく方向性は原作と同じ。ちなみにタイトルにある「萌えちゃん」とは主人公の現役女子大生にして公認会計士の藤原萌美の通称。だからといって萌え漫画ではないのでご注意。また「事件簿」とあるが話そのものは案外あっさりしているものが多いので、重い、あるいは暗い展開を期待しない方が良いだろう。
ストーリーは基本的にオムニバス形式で、1話で一つの企業、一つの会計問題をテーマにしている(二巻以降はやや長編構成だが)。セコい裏金作りの真相追求や領収書の偽装、社内の内部統制の問題など、今でも頻繁に新聞やテレビを騒がせるような話が分かりやすいスタイルで描かれており、会計の知識があまりない人でも楽しみながら読める。企業に雇われながらその企業の不正をチェックし、時には暴かねばならないという微妙な立場の会計士のありようがかいま見れるのも面白い。
なお原作はまだ続いているようだが漫画版は3巻でおしまい。監査法人に関する問題が色々話題になる昨今、むしろ今の方がニーズが高いのではないかと思うと連載が終わってしまったのはつくづく残念、かもしれない。
残念・・・ 2006-07-04
ビジネス誌だからかもしれないけど、漫画を甘く見ましたね。
もう少し画力のある作家さんに書いてもらえれば、原作は面白いんだから、もう少し売れたと思うのですが。
原作は、会計の不正を簡単なストーリー仕立てにして簡単な解説を織り交ぜつつ説明してあり、
楽しく読んでるうちに会計のノウハウが少し判りますので、勉強になります。
漫画としての完成度は星2つですが、ストーリーのみを追えればいいという人には星4つということで
とりあえず評価自体は間を取って星3つ入れておきます。
あっさり味の会計ミステリー 2005-06-11
山田真哉氏の小説の漫画版。帳簿上の不正や細工を会計士が暴いてゆきます。会計ネタを漫画にすること自体かなり冒険的な試みなんだけど、その割には驚くほど読みやすい作品になっている。「教育用漫画」という雰囲気はほとんど無いので帳簿やら会計やらに興味が無くても楽しく読めます(興味を持つきっかけになるでしょう)。
欲を言うと、話の中で扱われる不正が帳簿関係だけじゃなくてもっと複合的なドロドロしたものだったら僕好み。「事件簿」となっていますが、ナニワ金融道のようなアクの強さは全く無く、全体的にあっさり味になっています。
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山田 真哉 /高野 洋
集英社 刊
発売日 2004-04-19
■会計の面白さが「なんとなく」「雰囲気的に」分かる入門漫画? 2006-07-10
現役の会計士が描く会計ミステリー(?)「女子大生会計士の事件簿」の漫画版。登場人物や舞台設定は同じで同一ストーリーも登場するが、漫画オリジナルの話も出てくるのでまったく別物と思って良い。とはいえ、会計という数字の側面から企業を見つめ、そして正していくという会計士の役割を面白おかしく、そして真面目にストーリー立てて、話としてまとめていく方向性は原作と同じ。ちなみにタイトルにある「萌えちゃん」とは主人公の現役女子大生にして公認会計士の藤原萌美の通称。だからといって萌え漫画ではないのでご注意。また「事件簿」とあるが話そのものは案外あっさりしているものが多いので、重い、あるいは暗い展開を期待しない方が良いだろう。
ストーリーは基本的にオムニバス形式で、1話で一つの企業、一つの会計問題をテーマにしている(二巻以降はやや長編構成だが)。セコい裏金作りの真相追求や領収書の偽装、社内の内部統制の問題など、今でも頻繁に新聞やテレビを騒がせるような話が分かりやすいスタイルで描かれており、会計の知識があまりない人でも楽しみながら読める。企業に雇われながらその企業の不正をチェックし、時には暴かねばならないという微妙な立場の会計士のありようがかいま見れるのも面白い。
なお原作はまだ続いているようだが漫画版は3巻でおしまい。監査法人に関する問題が色々話題になる昨今、むしろ今の方がニーズが高いのではないかと思うと連載が終わってしまったのはつくづく残念、かもしれない。
残念・・・ 2006-07-04
ビジネス誌だからかもしれないけど、漫画を甘く見ましたね。
もう少し画力のある作家さんに書いてもらえれば、原作は面白いんだから、もう少し売れたと思うのですが。
原作は、会計の不正を簡単なストーリー仕立てにして簡単な解説を織り交ぜつつ説明してあり、
楽しく読んでるうちに会計のノウハウが少し判りますので、勉強になります。
漫画としての完成度は星2つですが、ストーリーのみを追えればいいという人には星4つということで
とりあえず評価自体は間を取って星3つ入れておきます。
あっさり味の会計ミステリー 2005-06-11
山田真哉氏の小説の漫画版。帳簿上の不正や細工を会計士が暴いてゆきます。会計ネタを漫画にすること自体かなり冒険的な試みなんだけど、その割には驚くほど読みやすい作品になっている。「教育用漫画」という雰囲気はほとんど無いので帳簿やら会計やらに興味が無くても楽しく読めます(興味を持つきっかけになるでしょう)。
欲を言うと、話の中で扱われる不正が帳簿関係だけじゃなくてもっと複合的なドロドロしたものだったら僕好み。「事件簿」となっていますが、ナニワ金融道のようなアクの強さは全く無く、全体的にあっさり味になっています。
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名門アーサーアンダーセン消滅の軌跡―公正な監査とリスク管理のプロ集団に何が起こったか元社員らが書いた内幕ストーリー
スーザン・E. スクワイヤ /ロルナ マクドゥーガル /シンシア・J. スミス /ウィリアム・R. イーク /森田 松太郎
シュプリンガーフェアラーク東京 刊
発売日 2003-12
会計監査産業論としても興味深い 2004-06-19
本書のストーリーは、要約すれば以下のようなものだ。監査法人として出発したアーサーアンダーセン社は、当初保守的な監査で高い評判を得、その後の会社の成長の時代にも、パートナーの結束と、創立以来の共有文化の維持により、健全成長を続けたが、監査法人の間の競争の激化などにより監査業務収入が伸び悩む一方、コンサルティング業務が会社の収益の柱となっていった。他方、こうした中核業務の転換は、会社の文化の変質をもたらし、監査業務においても、保守性を失っていき、エンロンの不適切な経理を見逃しただけでなく、信頼が最大の競争力である監査法人としての自殺行為である証拠を隠滅するなど悪質な行為に走り、結果、会社が消滅した。
こうしてみると、会社がつぶれる原因は、一朝一夕に、あるいは、少数の人間の行為によりできるものでなく、会社をめぐる時代、外部環境の変化と、これへの対応の間違いなど、多くの複雑な要素により形成されるものであることがよく分かる。裁判中であるので、完全に赤裸々には書かれてはいないものの、内容は良く理解できる好著である。なお、翻訳は日本語としては分かりやすいものの、直訳に過ぎるところ、意味不明なところも散見される。裁判中でもあるので、忠実に訳したとのことであるが、もう少しやりようがあったのでは、という気もする。
使いやすい事例 2004-06-11
名のある会社、(一見)業績の良い会社でも、一瞬にしてダメになるというよい(?)見本ではないでしょうか。
仕事柄、他社の事例をよく聞かれることがあるので、その際に、「悪い例」として使わせてもらっています。(外国の会社だし、もうつぶれてしまって無いので、クレームをつけられることもないし・・・)
ただ、元社員の暴露本なので、生々しい話はそれなりに興味深く読めますが、そこからどのような普遍的な思想や考え方が導かれるかについての突っ込みはやや甘いのではないでしょうか。
読後感 2004-03-18
この本は、ダイナミックに発展するアメリカ・ビジネスのいわば裏方としての監査法人が関係した、あまり知られていないが恐ろしく巨大な問題を浮き彫りにしてくれました。85000人の従業員の会社が全世界で一挙に消滅するのは日本の山一や長銀の比ではなく、未曾有のことです。しかし、その裏には多くの積み上げがあったことがよくわかります。内部の人達の冷静にしておさえた、客観的な事実の提供は、暴露本のような赤裸々な感情論がないだけに、淡々と読めるし、かえって、悲哀を憶えました。わかりやすい日本語訳になっていて、会計に関係しない人にも興味を持って読める、秀逸なノンフィクション・タイトルと感じました。
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スーザン・E. スクワイヤ /ロルナ マクドゥーガル /シンシア・J. スミス /ウィリアム・R. イーク /森田 松太郎
シュプリンガーフェアラーク東京 刊
発売日 2003-12
会計監査産業論としても興味深い 2004-06-19
本書のストーリーは、要約すれば以下のようなものだ。監査法人として出発したアーサーアンダーセン社は、当初保守的な監査で高い評判を得、その後の会社の成長の時代にも、パートナーの結束と、創立以来の共有文化の維持により、健全成長を続けたが、監査法人の間の競争の激化などにより監査業務収入が伸び悩む一方、コンサルティング業務が会社の収益の柱となっていった。他方、こうした中核業務の転換は、会社の文化の変質をもたらし、監査業務においても、保守性を失っていき、エンロンの不適切な経理を見逃しただけでなく、信頼が最大の競争力である監査法人としての自殺行為である証拠を隠滅するなど悪質な行為に走り、結果、会社が消滅した。
こうしてみると、会社がつぶれる原因は、一朝一夕に、あるいは、少数の人間の行為によりできるものでなく、会社をめぐる時代、外部環境の変化と、これへの対応の間違いなど、多くの複雑な要素により形成されるものであることがよく分かる。裁判中であるので、完全に赤裸々には書かれてはいないものの、内容は良く理解できる好著である。なお、翻訳は日本語としては分かりやすいものの、直訳に過ぎるところ、意味不明なところも散見される。裁判中でもあるので、忠実に訳したとのことであるが、もう少しやりようがあったのでは、という気もする。
使いやすい事例 2004-06-11
名のある会社、(一見)業績の良い会社でも、一瞬にしてダメになるというよい(?)見本ではないでしょうか。
仕事柄、他社の事例をよく聞かれることがあるので、その際に、「悪い例」として使わせてもらっています。(外国の会社だし、もうつぶれてしまって無いので、クレームをつけられることもないし・・・)
ただ、元社員の暴露本なので、生々しい話はそれなりに興味深く読めますが、そこからどのような普遍的な思想や考え方が導かれるかについての突っ込みはやや甘いのではないでしょうか。
読後感 2004-03-18
この本は、ダイナミックに発展するアメリカ・ビジネスのいわば裏方としての監査法人が関係した、あまり知られていないが恐ろしく巨大な問題を浮き彫りにしてくれました。85000人の従業員の会社が全世界で一挙に消滅するのは日本の山一や長銀の比ではなく、未曾有のことです。しかし、その裏には多くの積み上げがあったことがよくわかります。内部の人達の冷静にしておさえた、客観的な事実の提供は、暴露本のような赤裸々な感情論がないだけに、淡々と読めるし、かえって、悲哀を憶えました。わかりやすい日本語訳になっていて、会計に関係しない人にも興味を持って読める、秀逸なノンフィクション・タイトルと感じました。
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女子大生会計士の事件簿
山田 真哉
英治出版 刊
発売日 2002-12-07
気晴らしに監査 2007-04-01
気晴らしに監査の実体を知るには、おもしろい読み物です。
一羽一羽が緩急強弱ついていて、朝の連ドラを見ているようです。続編も多数出ているようですが、あくまでも気晴らしで読んだものです。でも、漫画感覚で読めて楽しかったです。監査人が入る経理部の方々なんかにはどんな情況になるかのイメージをつくるのにいいかも…。感謝
テレビドラマみたいです。 2006-04-07
1話完結のミステリー番組を見ている感覚でした。謎解きをしているようで、おもしろかったです。
読み進めながら、会計士という仕事について、知ることができました。おそらく、ほんのとば口でしょうけれど。
脚注がありますし、巻末には「やさしい会計用語集」もついていますから、会計について勉強しようかなあ、と思いました。
「経済の世界に一つしかない鏡」、「企業の良い所も悪い所もそのまま写し出す真実の鏡」「絶対嘘はつかないから、みんな信頼して鏡を見てくれる」という表現もあり、たのしく読みながらも、使命の重さも感じられました。
次がよみたい 2005-10-01
公認会計士2次試験に合格した新米会計士補(カッキー)が頭脳明晰な現役女子大生公認会計士(萌さん)に振り回されながら企業監査で次々に起こる問題を解決しながら、簿外入金、架空出勤、債務保証による会社のっとり、SPCを使った粉飾会計トリックを勉強してストーリである。
最後に会計用語集がついている。
さらに詳しい情報はコチラ≫
山田 真哉
英治出版 刊
発売日 2002-12-07
気晴らしに監査 2007-04-01
気晴らしに監査の実体を知るには、おもしろい読み物です。
一羽一羽が緩急強弱ついていて、朝の連ドラを見ているようです。続編も多数出ているようですが、あくまでも気晴らしで読んだものです。でも、漫画感覚で読めて楽しかったです。監査人が入る経理部の方々なんかにはどんな情況になるかのイメージをつくるのにいいかも…。感謝
テレビドラマみたいです。 2006-04-07
1話完結のミステリー番組を見ている感覚でした。謎解きをしているようで、おもしろかったです。
読み進めながら、会計士という仕事について、知ることができました。おそらく、ほんのとば口でしょうけれど。
脚注がありますし、巻末には「やさしい会計用語集」もついていますから、会計について勉強しようかなあ、と思いました。
「経済の世界に一つしかない鏡」、「企業の良い所も悪い所もそのまま写し出す真実の鏡」「絶対嘘はつかないから、みんな信頼して鏡を見てくれる」という表現もあり、たのしく読みながらも、使命の重さも感じられました。
次がよみたい 2005-10-01
公認会計士2次試験に合格した新米会計士補(カッキー)が頭脳明晰な現役女子大生公認会計士(萌さん)に振り回されながら企業監査で次々に起こる問題を解決しながら、簿外入金、架空出勤、債務保証による会社のっとり、SPCを使った粉飾会計トリックを勉強してストーリである。
最後に会計用語集がついている。
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「不正」を許さない監査
浜田 康
日本経済新聞社 刊
発売日 2002-10
監査実務の詳細を紹介 2002-12-14
欧米に比べ監査の実務について詳しく書かれた入門書(専門書も)が少なく、その中では、異色です。また、最近日・米ともに起こった会計不正事件の今後の方向性も著者の見解が詳しく述べられているように思われます。会計士に限らず、一般ビジネスマンにも読んでいただきたい監査実務ー中級編です。
会計士の受験生、会計士になりたての方にお薦め 2002-12-11
現在の日本の監査論の総まとめといった感じの本である。
監査実務では、日本公認会計士協会が公表している監査委員会報告にしたがっているが、量が多いし、正直いって、とっつきにくい。この本は、その監査委員会報告について、要点を絞って平易にまとめなおしたよう本である。
したがって、会計士になろうと勉強している受験生の方や、合格してこれから会計士として活躍しようとしている方に最適だと思う。実際に監査実務に従事している会計士には、おおよそ知っていることばかりで物足りないかもしれない。(もちろん筆者の知見を得られるところもあるだろうが)
また、監査を受ける企業の方にとっても、監査の背景にある考え方を理解するために役立つことも間違いない。特に、不正防止については、会計士というよりは、本来は、企業にとっての関心も高い分野であり、監査の考え方を理解することは有益だと思う。
ただ、粉飾はなぜ起こるのかというメカニズム、粉飾を防止するために現在の監査実務を越えた筆者ならではの提言というものも、私としては期待したいたのだが、その点の記述はほとんどなかったのは残念であった。(あまり私見を述べられるよりはオーソドックスなほうが一般に役立つのかもしれないが)
さらに詳しい情報はコチラ≫
浜田 康
日本経済新聞社 刊
発売日 2002-10
監査実務の詳細を紹介 2002-12-14
欧米に比べ監査の実務について詳しく書かれた入門書(専門書も)が少なく、その中では、異色です。また、最近日・米ともに起こった会計不正事件の今後の方向性も著者の見解が詳しく述べられているように思われます。会計士に限らず、一般ビジネスマンにも読んでいただきたい監査実務ー中級編です。
会計士の受験生、会計士になりたての方にお薦め 2002-12-11
現在の日本の監査論の総まとめといった感じの本である。
監査実務では、日本公認会計士協会が公表している監査委員会報告にしたがっているが、量が多いし、正直いって、とっつきにくい。この本は、その監査委員会報告について、要点を絞って平易にまとめなおしたよう本である。
したがって、会計士になろうと勉強している受験生の方や、合格してこれから会計士として活躍しようとしている方に最適だと思う。実際に監査実務に従事している会計士には、おおよそ知っていることばかりで物足りないかもしれない。(もちろん筆者の知見を得られるところもあるだろうが)
また、監査を受ける企業の方にとっても、監査の背景にある考え方を理解するために役立つことも間違いない。特に、不正防止については、会計士というよりは、本来は、企業にとっての関心も高い分野であり、監査の考え方を理解することは有益だと思う。
ただ、粉飾はなぜ起こるのかというメカニズム、粉飾を防止するために現在の監査実務を越えた筆者ならではの提言というものも、私としては期待したいたのだが、その点の記述はほとんどなかったのは残念であった。(あまり私見を述べられるよりはオーソドックスなほうが一般に役立つのかもしれないが)
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カリスマ公認会計士が教える収入に合わせてお金がグングン貯まる3原則 幸せな家計キャッシュフロープロジェクト (アスカビジネス)
天野 隆
明日香出版社 刊
発売日 2005-03-05
単なるお金本ではなく 2006-09-28
一見、単なる 「貯金本」「節約本」に見えましたが
「幸せ」には種類があるという事。お金が入ったからと言って幸せとは限らない事
一番いい投資は自分自身であるという事を説いている 人生指南書です。
書き方が柔らかなので抵抗無く読み進められます。
お金持ちにも種類がある 2005-05-18
お金持ちといっても3種類ある。
・フローリッチ
・ストックリッチ
・ハッピーリッチ
で、それぞれのリッチへの道が書かれている。
それほど目新しいことを書いているわけではないのだけれど。
「終着駅メソッド」とか「知恵袋メソッド」とか色々工夫しながらお金持ちへの道を説いている。
途中で人生訓のような話の展開になるので。
さて?なんの本を読んでいたっけ?と思ってしまった。
本当のタイトルは「収入に関係なく幸せになる方法」 2005-05-09
本書は3部構成になっています。
第1部は、なぜ収入のわりにお金が増えないのか、という疑問をキーにして、「支出をあきらかにしましょう」「借金に気をつけましょう」「テレビを消してリッチになりましょう」と、主に支出をコントロールするワザを伝授します。
第2部は、収入を増やすためには仕事がデキル人間になることが必要。そのための方法として、仕事をすばやく終わらせる「終着駅からメソッド」、実務能力を身につける「知恵袋メソッド」、仕事を面白くする「ありがとうメソッド」を提案します。
第3部は、お金の達人の考え方を紹介し、「与える喜びを知りましょう」、「天を見て進んでいきましょう」などの悟りの境地を語ります。
第1部ではお金に関する悩みに答えていますが、第2部では仕事の進め方に話題が移り、第3部ではお金の執着を離れ、生きがいや使命感にまで話題が及んでいます。
中島敦の書いた「名人伝」という童話に登場する弓の名人は、マトに的中する技術を磨きに磨いて名人の域に達しました。とうとう弓を用いない境地に達して、弓を見て「そこにある道具は何ですか」と尋ねたといいます。
本書の第3部に登場する達人の教えを読んでいると、お金にアクセクするのが恥ずかしくなってしまいそうです。本書のタイトルは「収入に関係なく幸せになる方法」が相応しいように思いました。
でも、本当に「お金をグングン貯めたい」「お金持ちになりたい」と思って本書を買った人はガッカリでしょうねぇ。きっと編集部の「売らんかな」という姿勢が強すぎたのです。
著者によると、志とは発見するものではなくて、もう「そこにある」ものだそうです。
「私たちはひょっとして、この世に生まれてくる時に、こんな人生を歩もうと思ってどこからか持ってくるのではないでしょうか」という著者の言葉を読んで、思わず肌が粟立ちました。
お薦めです!
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天野 隆
明日香出版社 刊
発売日 2005-03-05
単なるお金本ではなく 2006-09-28
一見、単なる 「貯金本」「節約本」に見えましたが
「幸せ」には種類があるという事。お金が入ったからと言って幸せとは限らない事
一番いい投資は自分自身であるという事を説いている 人生指南書です。
書き方が柔らかなので抵抗無く読み進められます。
お金持ちにも種類がある 2005-05-18
お金持ちといっても3種類ある。
・フローリッチ
・ストックリッチ
・ハッピーリッチ
で、それぞれのリッチへの道が書かれている。
それほど目新しいことを書いているわけではないのだけれど。
「終着駅メソッド」とか「知恵袋メソッド」とか色々工夫しながらお金持ちへの道を説いている。
途中で人生訓のような話の展開になるので。
さて?なんの本を読んでいたっけ?と思ってしまった。
本当のタイトルは「収入に関係なく幸せになる方法」 2005-05-09
本書は3部構成になっています。
第1部は、なぜ収入のわりにお金が増えないのか、という疑問をキーにして、「支出をあきらかにしましょう」「借金に気をつけましょう」「テレビを消してリッチになりましょう」と、主に支出をコントロールするワザを伝授します。
第2部は、収入を増やすためには仕事がデキル人間になることが必要。そのための方法として、仕事をすばやく終わらせる「終着駅からメソッド」、実務能力を身につける「知恵袋メソッド」、仕事を面白くする「ありがとうメソッド」を提案します。
第3部は、お金の達人の考え方を紹介し、「与える喜びを知りましょう」、「天を見て進んでいきましょう」などの悟りの境地を語ります。
第1部ではお金に関する悩みに答えていますが、第2部では仕事の進め方に話題が移り、第3部ではお金の執着を離れ、生きがいや使命感にまで話題が及んでいます。
中島敦の書いた「名人伝」という童話に登場する弓の名人は、マトに的中する技術を磨きに磨いて名人の域に達しました。とうとう弓を用いない境地に達して、弓を見て「そこにある道具は何ですか」と尋ねたといいます。
本書の第3部に登場する達人の教えを読んでいると、お金にアクセクするのが恥ずかしくなってしまいそうです。本書のタイトルは「収入に関係なく幸せになる方法」が相応しいように思いました。
でも、本当に「お金をグングン貯めたい」「お金持ちになりたい」と思って本書を買った人はガッカリでしょうねぇ。きっと編集部の「売らんかな」という姿勢が強すぎたのです。
著者によると、志とは発見するものではなくて、もう「そこにある」ものだそうです。
「私たちはひょっとして、この世に生まれてくる時に、こんな人生を歩もうと思ってどこからか持ってくるのではないでしょうか」という著者の言葉を読んで、思わず肌が粟立ちました。
お薦めです!
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女子大生会計士の事件簿2
山田 真哉
英治出版 刊
発売日 2003-04-01
会計士の監査をエンターテイメントストーリーに仕立てた、人気連載の単行本第2弾。前作と同様、主人公の女子大生会計士「萌さん」と、彼女に恋心を抱く会計士補「カッキー」の2人が、監査を通して遭遇するさまざまな事件の解決に奔走する。
収録する5本のストーリーは、領収書の偽造による横領事件、売上と借入金・貸付金の計上をめぐる経営者の不正、「売価還元法」のトリックがもたらす倒産、インターネット上で繰り広げられるインサイダー取引などがテーマで、実際に起きた不正会計事件を連想させるストーリーも収めている。領収書偽造の手口や法律違反スレスレのところで行われる経営者の不正行為など、生々しい企業会計の裏世界には圧倒されてしまう。
これらの硬いテーマをおもしろく読ませるのが著者の真骨頂で、本書では、各ストーリーをミステリー、ラブストーリー、旅情、ファンタジーなどに脚色して話を盛り上げている。奔放で積極的な美女とそれに振り回される不器用で真面目な男という恋愛ドラマの典型のような配役であるが、その関係に微妙な進展があることも匂わせている。
本編以外でも、「隠れたミニドラマ」を加えたり、ストーリーの裏話を披露したり、「読者からの質問コーナー」「英語で学ぼう会計用語集」で会計の世界をひも解いたりもしている。ボリュームが少ないわりには厚みの感じられる1冊だ。(棚上 勉)
第2段 2007-06-28
公認会計士2次試験に合格した新米会計士補(カッキー)が頭脳明晰な現役女子大生公認会計士(萌さん)に振り回されながら企業監査で次々に起こる問題を解決しながら会計の世界を学んでいく第2回目の物語です。
今回は領収書、バランスシート、商品の評価、数字のトリック、そして、インサイダー取引です。
「1」よりも 2005-10-01
読みやすさ ★★★★★
知的興奮度 ★★★☆☆
実践度 ★★★☆☆
「1」よりも読みやすく分りやすかったです。
第5話は少し泣けるお話です。
文句なく面白い!! 2004-02-20
個人的には2巻に収録されている作品の方が、ストーリー展開が面白かったです。
『騒がしい探偵や怪盗たち』や『12月の祝祭』は秀逸です。
特に阪神大震災やルミナリエを舞台にした『12月の祝祭』は思わず涙があふれました。
泣けるビジネス小説というのは、おそらく数多くあるビジネス小説のなかでも初めてではないでしょうか。
この『女子大生会計士の事件簿』は、ビジネス小説の世界を変える革新的な本であることには異論はないでしょう。
とにかくぜひ一度読んでもらいたいです!
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山田 真哉
英治出版 刊
発売日 2003-04-01
会計士の監査をエンターテイメントストーリーに仕立てた、人気連載の単行本第2弾。前作と同様、主人公の女子大生会計士「萌さん」と、彼女に恋心を抱く会計士補「カッキー」の2人が、監査を通して遭遇するさまざまな事件の解決に奔走する。
収録する5本のストーリーは、領収書の偽造による横領事件、売上と借入金・貸付金の計上をめぐる経営者の不正、「売価還元法」のトリックがもたらす倒産、インターネット上で繰り広げられるインサイダー取引などがテーマで、実際に起きた不正会計事件を連想させるストーリーも収めている。領収書偽造の手口や法律違反スレスレのところで行われる経営者の不正行為など、生々しい企業会計の裏世界には圧倒されてしまう。
これらの硬いテーマをおもしろく読ませるのが著者の真骨頂で、本書では、各ストーリーをミステリー、ラブストーリー、旅情、ファンタジーなどに脚色して話を盛り上げている。奔放で積極的な美女とそれに振り回される不器用で真面目な男という恋愛ドラマの典型のような配役であるが、その関係に微妙な進展があることも匂わせている。
本編以外でも、「隠れたミニドラマ」を加えたり、ストーリーの裏話を披露したり、「読者からの質問コーナー」「英語で学ぼう会計用語集」で会計の世界をひも解いたりもしている。ボリュームが少ないわりには厚みの感じられる1冊だ。(棚上 勉)
第2段 2007-06-28
公認会計士2次試験に合格した新米会計士補(カッキー)が頭脳明晰な現役女子大生公認会計士(萌さん)に振り回されながら企業監査で次々に起こる問題を解決しながら会計の世界を学んでいく第2回目の物語です。
今回は領収書、バランスシート、商品の評価、数字のトリック、そして、インサイダー取引です。
「1」よりも 2005-10-01
読みやすさ ★★★★★
知的興奮度 ★★★☆☆
実践度 ★★★☆☆
「1」よりも読みやすく分りやすかったです。
第5話は少し泣けるお話です。
文句なく面白い!! 2004-02-20
個人的には2巻に収録されている作品の方が、ストーリー展開が面白かったです。
『騒がしい探偵や怪盗たち』や『12月の祝祭』は秀逸です。
特に阪神大震災やルミナリエを舞台にした『12月の祝祭』は思わず涙があふれました。
泣けるビジネス小説というのは、おそらく数多くあるビジネス小説のなかでも初めてではないでしょうか。
この『女子大生会計士の事件簿』は、ビジネス小説の世界を変える革新的な本であることには異論はないでしょう。
とにかくぜひ一度読んでもらいたいです!
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